PROFILE

小山嶺子 / Mineko Koyama

フードアーティスト

 

 

1989年静岡生まれ。

武蔵野大学住環境専攻に進学し、インテリア設計や本作りを学ぶ。その後、レコールバンタン・カフェ&バリスタ専攻に進学し、カフェ業界に特化した食のスキルを学ぶ。

卒業後はD&DEPARTMENT DINING TOKYOでバリスタとして従事後、神奈川県の個人経営ダイニングにて店舗責任者兼シェフとして勤める。この店舗では、料理、ドリンクのメニュー開発から担当。その経験が基盤となって2015年、地元である静岡に拠点を移し「映画から連想する料理のcinemanma!(シネマンマ)」というプロジェクトを始める。

2018年から店舗という一定の場所での活動を辞め、フードアーティストとしての活動を開始。

 

 

アーティストステイトメント

 

 お声がけいただいた土地のパーティーに出向き、その場のキッチンをお借りして料理を提供して います。料理はすべて、クライアント様のストーリーから発想をし、入念な思考を重ねて制作し ています。

“食べる”ことで完成する、たった一度限りのアート作品。 なんだか凄そうなことを言ってみましたが、元は映画が大好きで。「映画を観た後、なんだか ちょっと自分の人生まで良くなったような気がする」という、高揚感を料理にすることからス タートしました。そしていつしか、こう考えるようになったんです。

【“食べる”という本能的作業にストーリーを重ねることで、生き方そのものに栄養が行き渡 る。】

20代のわたしは、なんとも言葉にできない焦燥感に押しつぶされまいと、遠くの誰かに向けて その理念を表現し続けてきました。若者らしい青臭さは、制作を重ねるとともに柔らかな心持 ちへと変化しました。

30代に突入し、感性を育むと自分の半径1mだけで、十分ごきげんになれると気づきました。 半径1mの“好き”を深掘りすることで、あなたの人生のヒントになれるよう、贈り物のような ものを創ろうと、言葉や作品を制作しています。

あなたの明日が、ほんのちょっと幸せになりますように。願いをこめて。

 

 

[展示]
2019年11月 TOKYOリノベーションミュージアム「xmasフードインスタレーション」展示
2019年12月 新進アーティスト展出展「平成と令和をつなぐ夜桜~食後~」
2020年4月 個展「食と言葉展」@Gallery&Cafe CAMELISH

[フードアート提供]
2019年3月 ダンススタジオCOLORIDO「映画レッスン!から連想する料理」
2019年4月 アートのある暮らし協会「平成と令和をつなぐ夜桜」
2019年2月 The gallery Mishima 「断面写真家 菅沼靖幸から連想する料理」
2019年4月 The gallery Mishima 「写真家Minoru Okabeから連想する料理」
2019年7月 The gallery Mishima 「画家 片岡 永俐那から連想する料理」
2019年8月 The gallery Mishima 「舞台The Sharakuを喰らう」
2019年12月 第一建設モデルハウスTHE MIRAI「お家を食べる」
2020年11月 アートのある暮らし協会「あなたの中に眠る想像力を覚ます。」
2021年3月 MONDAYラウンジ「秘めた好奇心」

etc.