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自分の人生を好きになるには、好きなことを知ればいい。
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『私の庭が、世界を変える』
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花の美しさを食べるクッキー
自分の人生を好きになるには、好きなことを知ればいい。
近頃、20代~30代の女性たちから応援メッセージやファンメッセージのような連絡を頂きます。
内容は「やりたいことをやっている姿がかっこいい、羨ましい、憧れる、夢があって素敵…」どれも恐縮するような言葉に嬉しくもあり照れ臭くもあります。
そんな風に誰かの心に届いているのならば心から嬉しい。ですが…私は夢を叶えているのか?どうなのか。
確かに数年前までは過去のことも、今やっている小さい活動も夢の一つでした。今もやりたいことをやっているとも思います。でも感覚的には夢というほど大それた感覚ではなくなったような気がします。
どちらかというと…そうだなあ、、予定!
段々と自分という人を知って、「あーこの人はどうせ悩んでもぐうたらしても、やるからな。」と客観的に思っているところがあります。もちろんなりたい自分になるには結構ハードルが高くて頭を悩ませることだってあり過ぎるくらいあります。
だから日々壁にぶち当たっては、本当はどうしたいか…自分に質問を投げかけることにしています。
ですから私から刺激が欲しいと言って下さる方々は、素直にあなたのやりたいことだけをやってみたらいいだけです。本当にただそれだけです。
例えば好きな音楽を聴いて、好きなスプーンでスープを食し、好きなコップで水を飲み、好きな人たちに会えばいい。嫌な奴にも好きな所を見出せばいいし、面倒臭い仕事もよく探せば「好き」は見つけられる。
好きなものを見つけるのが得意になると、どんどん嬉しくなってやりたいことをやっている自分に気づきます。
そうすると、心が豊かになると私は思いますよ。・・・今のところは、こんなことくらいしか言えません!笑
『私の庭が、世界を変える』
【 フラワーショウ! 】
夢を実現させている、女性ランドスケープデザイナーのメアリー・レイノルズの実話がもとになった作品。
彼女は歴史あるチェルシーフラワーショウにて史上最年少でありながらアイルランド初の金メダルを受賞しました。ただその功績をさらに感動させたのが真っ直ぐな彼女の情熱。
フラワーショウに出展するにはコネや多額の資金に協力者が必要でしたが、彼女にはそのどれもありませんでした。お金があってもずる賢く世を渡る人と、情熱や努力しかないけれど花への愛に満ちた人とではどちらが世界に影響をもたらすのでしょうか?
どちらも必要なのかもしれないけれど、後者の想いは人々の心を変えます。世界を変えることができるのは人の心が動いた時です。多くの人は夢を実現する人の功績にばかりに目を向けて、彼女達がそこに行き着くまでにどれだけの経験を経て、どれだけ沢山の人が手を差し伸べてくれたかを深く考えません。
もしも彼女のように魅力的に生きたいのなら、どんな哲学を持っているのか、どんなことに涙したのか、それを知った方がいい。
なぜなら彼女のようになるには彼女と同じ人生を歩むしかないと気づくからです。そして何より、自分の好きなことを「愛せる」ほど追求すること。(「好き」と「愛」についてはまた別のお話で・・・ね。)
そしたらきっとあなたにもファンができるはずです。少なくとも私はそういう人が好きです!
cinemanma!
自然の美しさを求め人は世界を旅するが最近の庭からは美が感じられません。永遠に失われる前に自然を保護するべきです。
(メアリー・レイノルズ、チェルシーフラワーショウの願書より)
彼女は、本来の自然の楽しみ方を世界中の人々に知ってもらうことで自然保護を伝えようとしました。
・・・ただ、私は現代人の生活を見て思うことがあります。
「そもそも花にうっとりとする人は減ってはいないだろうか?」
時間やお金に余裕がある人が減ると、日常的に花や自然を楽しめる人は減ってしまうのではないでしょうか。時間とお金の豊かさは、心の豊かさにも大きく関係します。だから豊かな国ほど気軽に花を贈りあったり、街やカフェに花を飾れる。心の豊かさは、街の人々の時間の使い方や表情に表れている気がします。
そこで彼女の願書をcinemanma!風にアレンジしてみました。
『自然の美しさを求め人は世界を旅するが現代人の日常からは花が減っています。永遠に失われる前にその美しさを知ってください。』
花の美しさを食べるクッキー
エディブルフラワー(食べられるお花)をアイシングクッキーに飾ってみました。アイシングクッキーは、日持ちもするので観賞用や贈り物にもできます。そして目で楽しんだ後には花を捨てずに食べてしまえる。
香りも体験してほしいので、爽やかなみかんの皮と心を浄化してくれるセージの葉っぱを刻みました。ギフトボックスにするなら、ラッピングする前にもう一度みかんの皮を削れば、箱を開けたときに美しい香りが広がります。
美しさを目で、鼻で、食感で、心で感じてほしいから。
これを食べた人は何を感じてくれるかな?自然が教えてくれた美しさを守るために、使うものや食べるもの、買うものや捨てるものを、一人が少しずつ大切にしてくれたなら・・・
世界をほんの少しだけ変えられるかもしれませんね。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
2018.02.01
Live, Love, Laugh…and Be “HAPPY”
Thank you
from Mineko Koyama