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繊細さは、強さに変わる。
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『You don't get 500million friends without making a few enemies.(敵を作らなければ5億人の友人は獲得できない)』
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甘えるショコラショー
繊細さは、強さに変わる。
近頃思うことがあります。
物事には裏があるから表があるように、人の心や言動はそれとは真逆の真意を持っていると感じます。
「話すことが苦手だと言う人の多くは、話すことが向いている場合が多い。なぜなら言葉を大切にしているからです。」
この言葉はORDINARYというウェブマガジンの発行人である深井次郎さんが、私に教えてくれた言葉です。
この言葉を受けて以降、人には良い面も悪い面もあるのだと少しずつ分かってきました。そしてそのどちらもがその人の存在価値になる。両面を受け入れることができると、誰に対しても愛情が持てるようになります。
例えば、一つの失敗に対してつい愚痴や文句を言ってしまう人がいます。その裏に見えるのは、その人にとってすべての情熱を注ぐほどに力を入れたのかもしれない、そんなストーリー。
初対面であまり愛想のない人ほど、打ち解けると笑顔が多く愛情深かったりもする。本当は人見知り故に、自分を守っていたのかもしれない。
強い言葉を発したり頼りになる男性ほど、実は必死に努力していたりする。大きく言ったからには有言実行。そんな責任やプレッシャーを自分にかけて人一倍頑張っている人がいます。
繊細な人ほど、人の心に目を向けられる。時々それは自分の心が疲れてしまうので、逆に突っぱねたりひねくれたりします。そういう人ほど、人の痛みを自分のことのように想ってくれる優しい人が多いんです。
「こいつ嫌な奴だな!」という人ほど繊細でとても良い奴であることが多いんです。だから、その人のことをちゃんと知るまで「好き・嫌い」のジャッジは早いんです。
『You don’t get 500million friends without making a few enemies.(敵を作らなければ5億人の友人は獲得できない)』
【 ソーシャル・ネットワーク 】
すっかり世界中の人たちの日常に浸透したSNS「Facebook」の創設者マーク・ザッカーバーグ氏の伝記ドラマ。
ハーバード大学の優秀な学生だったマークですが、少々性格にクセがあり人間関係を築くのがどうにも下手くそ。小学生の男の子にありがちな好きな女の子ほどいじめてしまう…という真逆の真意で、好きな相手を愚弄するような酷い態度を取ってしまう。
会社を立ち上げるその過程も、色んな人を言い負かし、傷つけてついにのし上がった。気づけば周りには誰も残っていない。(これは映画の中でのお話です。実際のマーク氏は大学時から会社創設以降もずっと一人の彼女とお付き合いしていたそうです。)
ですが、今では世界中に彼のファンは沢山いて、私たちは彼の作ったネットワークに依存さえしてしまう。
そんな彼が最後のシーンで見せるなんとも言えない表情は、どうも憎めなくて好きです。
彼のようにいわば傲慢で自己中心的な言動は、お子様に見えるでしょうか?
それとも「こうでなければビッグになれない。彼のような生き方こそ大きなことを成し遂げられる大人の男だ。」そう見えるでしょうか?
あなたはどんな風に見えますか?
cinemanma!
バレンタインの贈り物は、東京都富ヶ谷に本店を構える「Muse du chcolat theobroma」で選ぶのが私のこだわりです。そのこだわりも確かそろそろ5年目です。
贈る相手に合わせてショーケース越しの「ボンボン・ショコラ」を選ぶのはデートの時よりも浮かれてしまいます。贈り物のコツはまずは自分も楽しむことです。だって、選んでいる時に自分が幸せな気持ちになれば、その幸せごと相手に贈ることができるんです。
贈り物の目的は相手を幸せにすることですよね?相手の立場になって考える、まさに人間関係と一緒ですね。
甘えるショコラショー
マークのように自分を強く見せる男性やあまり弱音を吐かない男性はあなたの周りにいませんか?そういう人は頼りにされることも多く、影でものすごく努力をしてしまう人。
そんな人にはついついビターな味を贈ってしまいそうですが、たまには甘えさせてあげたい。
「Muse du chcolat theobroma」のショコラショーは、どっしりと重厚感のある箱に入って品のあるブラウンの缶に入っています。蓋を置けると小石のように粒状のショコラが詰まっています。
仰々しいその包みを開けるのは、まるで大切な宝箱を開けるような気持ちになります。
作り方は簡単。スプーン3杯分のショコラショーに、牛乳と生クリームを加えて鍋で温めるだけ。
あまり甘くない贅沢なチョコレートドリンクです。ちょっとリキュールを入れたり、ナッツを添えると大人なスタイルに。
大きなカフェボウルに注ぎ、仕上げにふわふわのホイップクリームをたぁっぷり乗せればお子様ショコラショーに仕上がります。
「大人な俺になんでこんな子供っぽい贈り物なんだ!」と思わせたい。
理由を教えたら、ちょっと笑って肩の荷がおりるかもしれないから。まだ冷える2月の贈り物、暖かいカップに触れて、手から伝わる温度が心もそっと包み込む。
格好つけて頑張っている彼には、甘えられるショコラショーを贈ってあげてみてください。
2018.02.14
Live, Love, Laugh…and Be “HAPPY”
Thank you
from Mineko Toyama