「“奇”は強み」

 

映画「グレイテスト・ショーマン」のシーンから連想するコース料理のメイン。

 

肉は部位ごとに切り分けられ“綺麗な状態”で手元にやってきます。それまでの過程は嫌われかねないグロテスクさを伴うけれど綺麗に仕上がってやってきた肉はどれも愛される存在。調理という最終的な化粧を施されればさらに、人は目の前の輝きしか目に見えません。綺麗に施してもなお、クセの強さは残したい。そして選んだのがラム肉。骨に食らいついて味わっていただきました

 

“フリークス”と言われ集まった人々。二歳児の子供のような出で立ちの男性や髭を生やした黒人女性、異様に背の高い男性。もしも五体満足でスマートな体つきが“普通”と評価されるのならば“奇人”と言える人々です。

 

バーナム氏は彼らに、「ユニークで美しい。理解される日が必ず来る。」と言って見世物にしました。彼の思惑としては普通と違うことはユニークで商売になるという意味でもあったけれど、彼らは大いに救われました。

 

スカウトした側のバーナム氏も、見た目にこそ現れていないものの、“普通”かというと、まあ違う。突飛なアイデアや人を沸かすセンス、危険な賭けに出ても夢を貫く姿は“奇”なるものです。

 

彼の奇人的感覚に心惹かれ、

「ああ、そうか、姿は普通に見えても私もフリークスだ。」そう思ってみるとどうも勇気が湧きました。それならば自分の“奇”を武器に私なりのショー(人生)を成功させたいと道を記された気がします。

 

もしかしたら、これを読んでいるあなたも成し遂げたい何かがあるかもしれない。それには少しの勇気が必要だというのなら、自分の中の“奇”を探してみてはどうでしょう?多くの場合、それはあなたの最大の魅力であったりするものですから。

 

 

 

2018.10.09

Live, Love, Laugh, and Be “HAPPY”
Thank you

Mineko Koyama

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